新しいiPhoneを手に入れたときは、ワクワクすると同時に「まず何をすればいいの?」と悩むこともあります。
適切な初期設定をすることで、安全かつ快適にiPhoneを使い始めることができます。
この記事では、iPhoneを買ったら最初にやるべきことをわかりやすく解説します。
初心者の方でも迷わず使い始められるよう、順番にチェックしていきましょう。
iPhoneを買ったら最初にやるべきこと一覧
新しいiPhoneを手にしたら、まず行うべき初期設定がいくつかあります。
順を追って進めていけば、誰でもスムーズに使い始めることができます。
電源を入れて言語を設定
まずはiPhoneの電源を入れ、使用する言語を選択します。
日本で使用する場合は「日本語」を選びましょう。
次に地域の設定も行い、日付や時間が正しく表示されるようにします。
Wi-Fiに接続する
インターネットに接続するため、Wi-Fiネットワークを選択してパスワードを入力します。
安定した通信環境が必要なので、自宅のWi-Fiやモバイルルーターを利用しましょう。
モバイル回線だけでは初期設定が不安定になる場合があります。
Apple IDでログインする
Apple IDはiPhoneを使う上で不可欠なアカウントです。
App Storeの利用やiCloudバックアップなどに必要なので、既存のIDでログインするか、新規作成します。
パスワードを忘れていた場合は、事前に再設定しておくとスムーズです。
Face IDまたはTouch IDの設定
本人確認のために、Face ID(顔認証)またはTouch ID(指紋認証)を設定します。
設定はスキップも可能ですが、セキュリティの観点から設定しておくのがおすすめです。
この機能を使えば、アプリのロック解除や決済もスムーズになります。
パスコードを設定する
顔認証や指紋認証に加え、パスコードを設定します。
パスコードは端末を開くたびに必要になるので、覚えやすく他人に推測されにくいものにしましょう。
最低でも6桁の数字が求められます。
データの移行方法を選択する
以前使っていたiPhoneやAndroid端末からのデータ移行方法を選びます。
iCloud、iTunes、クイックスタートなど、複数の方法から選択可能です。
写真、連絡先、LINEなどのアプリデータもこのタイミングで引き継げます。
初期設定完了後に確認したいこと
初期設定が完了したら、App Storeから必要なアプリをダウンロードしましょう。
また、設定アプリ内から通知やプライバシー、位置情報の設定もチェックしておくと安心です。
初期設定だけでは完了しない細かなカスタマイズも、この後に進めると快適に使えます。
初期設定をスムーズに進めるためのポイント
iPhoneの初期設定は比較的簡単ですが、事前にいくつか確認しておくことでよりスムーズに進められます。
時間や手間を減らすために、準備しておきたいポイントを見ていきましょう。
Apple IDとパスワードを事前に確認しておく
初期設定中にApple IDとそのパスワードが必要になります。
前の端末で使っていたApple IDの情報を確認しておき、パスワードがわからない場合は事前にリセットしておくと安心です。
Apple IDが複数ある人は、どれを使うか決めておきましょう。
バッテリー残量をチェックしておく
初期設定には20〜30分ほどかかることがあります。
バッテリーが少ないと途中で電源が切れる可能性があるため、設定前に充電しておきましょう。
コンセントにつないだ状態で設定を始めるのもおすすめです。
必要なSIMカードが入っているか確認
iPhoneは基本的にSIMカードを挿入してから設定を開始します。
SIMが未挿入の場合、通信設定ができず一部の機能が使えないことがあります。
eSIMを使う場合も、設定用のQRコードやアクティベーション情報を準備しておきましょう。
インターネット環境を整えておく
設定の途中でソフトウェアのアップデートやApple ID認証などが必要になる場合があります。
安定したWi-Fi環境がある場所で設定を行うと、トラブルを避けやすくなります。
パブリックWi-Fiはセキュリティ上おすすめできません。
クイックスタートを使うか検討する
以前のiPhoneが手元にある場合は、クイックスタートを使うことで設定がより簡単になります。
端末同士を近づけて自動でデータや設定を移行できるため、時間も短縮できます。
ただし、古い端末のバージョンが対応しているかを確認しておきましょう。
安全に使うために設定しておきたい項目
iPhoneを快適に使うためには、セキュリティ対策も欠かせません。
個人情報を守るために設定しておきたい基本的な項目を確認しておきましょう。
2ファクタ認証を有効にする
Apple IDのセキュリティを高めるために、2ファクタ認証をオンにしておきましょう。
認証コードが別のデバイスに送られるため、第三者による不正ログインを防止できます。
設定アプリから簡単に有効化できます。
iPhoneを探すをオンにする
「iPhoneを探す」を有効にしておくと、紛失や盗難時にデバイスの位置を特定できます。
iCloud経由でリモートロックやデータ消去も可能です。
設定アプリ→Apple ID→「探す」から設定できます。
自動ロックの時間を設定する
iPhoneを放置したままにしないよう、短めの自動ロック時間を設定しておくと安心です。
設定アプリ→「画面表示と明るさ」→「自動ロック」で変更できます。
1分または2分に設定するのがおすすめです。
プライバシー設定を見直す
位置情報やカメラ・マイクへのアクセス権限など、各アプリごとに設定を見直しましょう。
不要なアクセスはオフにしておくことで、情報漏えいを防げます。
設定アプリ→「プライバシーとセキュリティ」から確認できます。
アプリごとのアクセス権を確認する
カレンダー、連絡先、写真などへのアクセス許可もアプリごとに設定可能です。
アプリインストール時に一度確認し、その後も適宜見直すことが大切です。
誤って許可してしまった場合は、後からでも変更できます。
快適に使うためのおすすめ設定とアプリ
iPhoneをもっと便利に使うために、初期状態から少しカスタマイズするだけで快適さがぐっと向上します。
ここでは日常使いをよりスムーズにするおすすめ設定やアプリをご紹介します。
通知の整理と制限
アプリごとに通知の内容や表示方法を調整することで、通知の煩わしさを軽減できます。
重要な通知だけを残すことで集中力を保ちやすくなります。
設定アプリ→「通知」からアプリごとの設定が可能です。
ウィジェットやホーム画面のカスタマイズ
ウィジェットを使えば、天気や予定などの情報をホーム画面に常時表示できます。
よく使うアプリをまとめたり、フォルダで整理することで操作効率も上がります。
長押しして編集モードに入り、自由にカスタマイズしてみましょう。
バッテリー消費を抑える設定
画面の明るさを自動にしたり、不要な位置情報サービスをオフにすることでバッテリーの持ちがよくなります。
「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態と充電」から使用状況の確認も可能です。
省電力モードも適宜活用しましょう。
よく使うアプリをインストール
連絡手段、地図、メモ帳、天気など、日常的に使うアプリは早めにインストールしておきましょう。
LINE、Googleマップ、Evernote、Yahoo天気などが人気です。
App Storeで「おすすめ」や「ランキング」も参考にすると便利です。
iCloudと連携して効率的に使う
iCloudを活用することで、写真や書類、バックアップを自動で保存できます。
複数のApple製品を使っている場合、データの同期がスムーズになります。
設定アプリ→Apple ID→iCloudから項目ごとに設定可能です。
iPhoneを買った後にやるべきことまとめ
iPhoneを購入した後は、まず初期設定を丁寧に進めることが大切です。
セキュリティ対策や便利な設定を取り入れることで、快適かつ安全に使い始められます。
必要な準備を整えたうえで、自分の使い方に合わせてカスタマイズしていきましょう。
定期的なバックアップと設定の見直しも、長く安心して使うためのポイントです。
新しいiPhoneをしっかり活用するために、ぜひこの記事を参考にしてみてください。